ミジンコの培養方法のコツが分かりました

ミジンコの培養は結構難しいです。

順調に殖えているときは放置していてもどんどん殖えていきますが、水質悪化、酸欠、環境の急変等の理由である日いきなり全滅することは珍しくないです。

以前のこちらの記事で「ミジンコは屋外飼育すると簡単に培養できる」と書きましたが、当時は実際にかなり順調に増えていましたがその後気温の急変で一気に全滅してしまいました。ここから分かることは、

いろいろな微生物が豊富で日照もある「屋外」という環境はミジンコにとって最適だが、40センチ四方程度の小さな発泡スチロールケースでは水量が少なすぎて気候の変化をダイレクトに受けてしまい環境の急変にミジンコが耐えられず全滅するリスクもある

ということです。

(仮説)

したがって、屋外の緑水をバケツなどの適当な容器に汲んで屋内や屋根のある環境の変化をダイレクトに受けない場所でミジンコを培養すると屋外飼育のデメリットを回避しつつ結構簡単にできるはずです。

(検証)

ということで実際に試してみたところ成功しました。ペットボトルの水を使うより明らかに早いスピードでミジンコが殖えました。

ミジンコの安定的な培養方法

そうこうしているうちにこちらのホームページを見て安定的にミジンコを培養するコツが分かってきました。

これまで屋内でミジンコを飼育する場合には当方はペットボトルの水を使用していました。こちらの記事でもミジンコの培養はペットボトルの水がおすすめと書きました。ペットボトルの水は衛生的ですし残留塩素もないためミジンコに安心して使えると思っていたからですがこれは間違っていました。

ペットボトルの水は衛生的すぎて微生物がいないため餌が切れたらミジンコがすぐ死んでしまったり逆に餌を与えすぎると残り餌が水を汚してしまってとミジンコの飼育を難しくしていたのです。

水づくりからはじめないといけない

ミジンコの培養のコツは水づくりにあります。やっと分かりました。「水づくり」というワードはレッドビーシュリンプなどのエビの飼育で最重要事項ですし、以前こちらで記事にも書きましたがラムズホーン櫻華をきれいに飼育するコツもこの水づくりにあります。つまり、ミジンコでもなんても水づくりが大事なのです。

まだ記事に書いていませんがワラジムシの飼育も土中のバクテリアが重要ですし、カブトムシやクワガタなどの飼育もただの菌糸(バクテリア)を使って飼育すると大きく成長することはよく知られています。

ミジンコ培養のための水づくり

前述したこちらのホームページを参考に水づくりを考慮したミジンコ培養容器のセッティング方法をまとめました。

①用意するもの

腐葉土、ペットボトルの水、適当な容器(エアレをしないのであれば水深の深くないものが良い)

②腐葉土を水道水で軽くもみ洗い

腐葉土を水道水で軽くもみ洗いし細かいカスを洗い流します。腐葉土の種類によっては灰汁などで水が茶色になるため水が澄むまで洗います。この腐葉土がバクテリアの棲家になります。

③容器に腐葉土を投入

④ペットボトルの水をいれる

ここで屋外の緑水を入れてしまうと容器内にミジンコ以外にいろいろな生き物が沸いてしまうためペットボトルの水を使います。コストダウンしたい方はカルキ抜きした水道水でも良いと思います。

⑤数日間このまま放置

水を入れた容器を数日間放置して熟成させると良いようです。当方はさらにクロレラを少し投入しました。ミジンコの餌となるためなお良いはずです。数日間放置して熟成させたらミジンコを投入します。

実際に試してみました

上記の水づくり方法を試してみた結果が下の画像です。ミジンコを投入してたったの数日ですがかなり殖えました。ちなみに今回使用したミジンコはスカシタマミジンコというものです。タマミジンコの中で最小のミジンコでとてもかわいいです。

餌はこの容器で飼育する場合にはバクテリアが湧いているようで餌を今のところ餌を与えず飼育していますが問題ないようです。ただし適度にクロレラやほうれん草パウダーなどを与えたほうが良いと思います。

すごく小さくてかわいいです。観賞用に最適です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする