アンモナイトの繁殖についてまとめました

アンモナイトスネールラムズホーンアップルスネールと比較してやや臆病なところがあったり繊細なところがあったりと同じ淡水巻貝ですが性質がやや異なります。繁殖につきましてもラムズホーンは放置してても勝手にどんどん殖えていきますがアンモナイトに関してはある程度条件が揃わないと繁殖しないため繁殖の難易度はやや高いと思います。

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(参考)上の写真はアンモナイトの卵とレッドミナミヌマエビです。

 アンモナイトスネールは日本ではマイナー

アンモナイトの繁殖はラムズホーンほど簡単ではないですが、条件さえ揃えば比較的簡単だと思います。アンモナイトは北米では水槽のタンクメイトとしてラムズホーンよりも一般的ですが、日本ではかなりマイナーで飼育者はかなり少ないと思います。したがってネット上にはアンモナイトの飼育に関する情報はほとんどありません。そこでせっかくなので気付いたことをいろいろまとめてみます。

アンモナイトスネールの繁殖のためのポイント

1から順に繁殖に重要なポイントを並べました。

  1. 単独飼育推奨(ザリガニはいても問題ないみたい)
  2. 水槽は狭いほうがいい
  3. 水換えがトリガーになり産卵する
  4. 大潮の日に産卵しやすい
  5. 光が多少は当たる環境に水槽を置いたほうがよい
  6. サイズは2-3センチ程度から産卵する
  7. おそらく野菜など水草を与えたほうが産卵しやすい

アンモナイトは臆病なため繁殖させる場合には飼育は単独飼育推奨です。他の巻貝や熱帯魚などとの混泳飼育は極端に繁殖率が落ちます。ただしなぜかザリガニの子供であれば問題ないようです。

水槽は狭ければ狭いほうがいいと思います。狭いほうが他のアンモナイトと接触する機会が増えるためより交接しやすいためだと思います。下の17センチキューブ(おさかな飼育セット)がいまのところアンモナイトの繁殖には最強だと思っています。

下のほうで載せている写真の水槽もこの「おさかな飼育セット」となります。フィルターはスポンジフィルターでもなんでもいいと思います。ちなみにこちらのセットは1400円くらいで購入可能です。

テトラ (Tetra) アクアリウムセットおさかな飼育セットPL-17OS

 水槽の全換水から産卵の様子

こちらが本日水槽をリセットした直後となります。ちっちゃな水槽のため毎回水を全部捨てて水道の蛇口からの水で砂をゆすいてそのまま水道の蛇口から直接水を足して全換水しています。このように17センチキューブだと簡単に全換水できるのもよいと思います。アンモナイトは食べ残しが結構あるので水がすぐ汚れてしまうため全換水してしまったほうが手っ取り早いと思います。この時点の時刻が13:00です。水換え直後で活性が上がるのかこのあとさかんに交接をしているところを確認できました。

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そして15:30に再度水槽を確認したところ下の写真のように産卵していました。本日は大潮ではないためここ数日全く産卵していないなか水換え直後に産卵したところから明らかに水換えがトリガーになって産卵していると思われます。

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30分後の16:00にもう一度確認してみると卵の量が増えていました。かなり時間をかけて産卵しているようです。卵を排出する器官は向かって左側あたりにあるようです。

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拡大するとこんな感じとなります。ちなみにですが、ガラス面に吸い付いているボディの部分がまだら模様になっているのがメスとなります。オスはつるんとしているため観察していると容易にオスメスを見分けることができるようになります。

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(5/23追記)

オスメスの違いがよく分かる写真がありましたので載せておきます。この写真は淡水巻貝研究所のほうで以前投稿した写真になります。

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左(←)がオス、右(→)がメスです。

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コメント

  1. まさ より:

    アンモをあなた様から購入し、自分なりに手探りで飼育してきましたが、ここに記載されている、アンモナイトスネールの繁殖のポイントの内容を見て、今、自分が感じてた事が、沢山一致していた事にびっくりと、やっぱり間違ってなかったんだ。と言う気持ちで嬉しいです。ポイントの1は、購入時から単独飼育です。2は、なんとなく狭い方がアンモが交尾しやすいのではないかと思いあえて狭い容器で飼育してました。3は、基本、水の全替えはNGのイメージが強かったのですが、アンモ水槽は汚れが早く、匂いもあったので、水替え時、替える前の飼育水と新しい水を一対一で混ぜてそのなかにアンモ入れて10~20分位馴れさせて、ソイルごとごっそりキレイにリセットした水槽に投入したら1時間位したら卵を産んでいたので、全替えがスイッチだなぁと最近思ってました。5は、少しは明るい所がいいだろうと思い、窓越しの明るい所においてます。6は、我が家は、ザリ餌と、野菜を交互に与えてます。長くなりましたが、手探りで飼育してきた分、この記事は僕にとって凄く嬉しかったです。

    • bredinjptyo より:

      メッセーありがとうございます。自分でまとめた内容が他の方の飼育環境でも正しいことが検証できてとてもうれしいです!

  2. まさ より:

    あっ!後、オスメスの見分け方ですが、これもガラス越しに見ていて、斑模様とそうでない個体がいることに気付いたと同時に斑模様の個体が卵を産んでいたので、もしかして斑模様がメスで模様がないのが雄なのかなぁと思っていた所だったので、この事もはっきりして嬉しかったです。

    • bredinjptyo より:

      観察力がするどいですね。自分は海外の文献を読んでこの見分け方を知りました。

      • まさ より:

        アンモのことは、ネットで検索しても情報量が少ないので、今回の記事の内容は本当に助かりました。ありがとうございました。今後も、いろいろ観察して行きます。

        • bredinjptyo より:

          もう少しいろいろ分かりましたら再度アンモナイトの記事を書きたいと思います。

          オスメスの違いが分かる写真がありましたので追記しました!

  3. まさ より:

    質問です。画像にある水槽のソイルは何を使われてますか?見たところ寒水砂に見えるのですが、我が家は白いソイルは、寒水砂。黒いソイルは富士砂を使ってます。

    • bredinjptyo より:

      寒水砂というものがあるんですね。調べたら二種類あって大理石のものともう一種類のものは炭酸カルシウムでできてて硬度があがるようですね。どちらをお使いでしょうか?

      写真のはメダカ砂です。

      • まさ より:

        炭酸カルシウムの方です。利にかなってるかなぁって思って…。櫻華ラムズにも100%割合、ブルーラムズは 一対一位で富士砂と混ぜてます。

  4. まさ より:

    後、今、ヤフオクで購入し、到着待ちのバイオレットアップルスネールのオスメスの見分け方ってあるのですか?