【Q&A】ラムズホーンは単為生殖しない

Q ラムズホーンって単為生殖可能なんでしょうか?一匹だけでも増えますか?

ラムズホーンは単為生殖できません。ただし自家受精は可能なため1匹だけでも繁殖することができます。ラムズホーン以外のアップルスネールやアンモナイトスネール等もラムズホーンと同様に単為生殖することはできません

ちなみに、一般的にスネールとして嫌われているサカマキガイ、ヒラマキガイも単為生殖することはできません。サカマキガイ(カタツムリと近縁)については単為生殖するという報告もあったりするようですが基本的に単為生殖することはできず、突然変異的に単為生殖しただけ※1と考えるのが自然かと思います。

※1 限定された環境で飼育されている生き物は突然変異的に単為生殖することがある。例:ギンブナ

ラムズホーンは雌雄同体

ラムズホーンは雌雄同体となっています。したがってオスメス関係なく2匹いれば繁殖可能で、基本的には交尾をして繁殖していきます。ただし、雌雄同体の生物の特徴として自家受精を行うことができます。自家受精とは自分の体内に有する精子と卵子で受精して繁殖する方法です。

アップルスネールとアンモナイトスネールは雌雄異体

アップルスネールやアンモナイトスネールはラムズホーンとは異なり雌雄異体です。したがってオスメスが揃わないと繁殖することができません。雌雄同体ではないため当然自家受精を行うことはできません。

まとめ

上記をまとめると次の表のようになります。ちなみに単為生殖する生き物としては「ミステリークレイフィッシュ」というザリガニが知られています。あとあまり知られていませんが身近に存在する「ギンブナ」も単為生殖することが可能です。単為生殖は特別なことのように思えますが実は条件さえ揃えば有精生殖する生き物も単為生殖することが可能になるようです。

単為生殖の可否 雌雄の区別 自家受精の可否
ラムズホーン 単為生殖できない 雌雄同体 自家受精できる
アップルスネール・アンモナイトスネール 単為生殖できない 雌雄異体 自家受精できない
サカマキガイ、ヒラマキガイ 単為生殖できない 雌雄同体 自家受精できる