悪質な櫻華の出品者 その5 『名水に意味はない』

当サイトで人気の「悪質な櫻華の出品者シリーズ」です。「HPを見たので騙されずにすみました」、「間違えずオリジナルのものを購入できてよかったです」、「もう少しで騙されるところでした」等、メッセージをちょくちょくいただきます。当サイトがお役に立ててとてもよかったです。

その人気シリーズですが、前回でシリーズ4回目ということでそろそろ終了かな?と思っていた方もいるかもしれませんがまだまだ続きます。予定ではあと3回は続きます。それだけ間違いが多いということですね・・・^^;

本題のほうに入ります。悪質な櫻華の出品者は商品説明にこんなことを書いています。

飼育水は地域で管理しているミネラルが豊富な名水を水質検査器を使用し個体に適した水と確認してその名水を
飼育水に利用しています。
名水は山全体が大きな岩で、岩の孔が2カ所あり不思議なことに右側は硬水、左側は軟水と評判です。私にはわかりません。
1カ所から落ちてくる水、10分ぐらいで2リットルぐらいの量しか出ません。
1年中水量も変わりません。梅雨の大雨の時も・夏の干ばつの時も一定の水量です。
水の画像を公開したいのですが、法律上画像を公開できません。
今までテレビ局が何度か撮影し放送しています。画像が見たい方は乳の観音様で検索してください。

非常に読みづらい文章ですね。そのままコピーしていますのでご了承ください。

名水が生体に飼育に適しているかどうか、みなさんどう思いますか?

当方の前回の記事 【櫻華を美しく育てるコツ】その2 水づくり を読んでいただいた方であればだいたい察しは付くと思います。またそもそも当方がここで取り上げるということは、、、そうですね。またしても大間違いのデタラメですね。

ではどう間違っているのか順を追って説明してみたいた思います。

名水とは

名水とは、要するに山の湧き水です。必ずしも飲料用に適しているわけではないようですが、長い年月をかけて山の地層によってろ過された水であることから雑菌等の不純物が少なく、温度も冷たいことからそのまま飲むことができるとされているものです。名水だからといって母乳がでるようになるとか、万病に効くとかそういった効能のある科学的に実証されているような成分は一切含まれていません

名水が生体の飼育に適しているか

名水とはそもそも山の湧き水ですのでその土地ごとにより成分は若干異なるはずです。ではその名水が生体の飼育に適しているかどうかですが、カルキ抜きが不要な分水道水の代わりにはなると思いますがそれ以上でもそれ以下でもありません。理由は名水だろうが水道水だろうがRO水だろうがどんな水を使用したとしても水づくりが必要だからです。水づくりをしなければ、残り餌や熱低魚等の糞が発生するたび水質がダイレクトに悪化するだけです。

水槽の水を飲んだら腹痛になる

水槽の水にはバクテリア、エロモナス菌その他様々な細菌類が常在しています。逆に言えば、最初はどんな澄んだ「名水」と言われるような綺麗な水であっても熱帯魚等の生体を投入した時点でその水は人間の飲料には適さないレベルに汚染されます。しかしこれら細菌類の働きと水槽内の生体とのバランスにより水質は安定し、熱帯魚等の生体にとっては住みよい環境になります。

レッドビーシュリンプの飼育で名水を使う人はいない

みなさんご存じかと思いますが、レッドビーシュリンプは非常に高価なエビでかつ非常にデリケードなエビです。このレッドビーシュリンプの大量繁殖を目指して多くの方がたくさんのお金をかけて飼育環境を整えてレッドビーシュリンプを飼育しています。

そのレッドビーシュリンプの飼育において、名水を使っている人はまずいないです。理由は、名水だからといって特別なアドバンテージがあるわけではないからです。名水が生体の生育にとって最高の水であれば多くの人が多額のお金を払ってでも名水を地方から取り寄せ、ビーの飼育に使うはずです。しかしお金をかけてまで名水を取り寄せて飼育に使う人は皆無です。そんな話聞いたこともありません。あ、唯一一人だけ知っていますが後述していますがその方も怪しい人です。

こだわる人はRO水を使う

本当に水にこだわる人はRO水(純水)を使用します。なぜか。それはRO水は純水であることからそこのにミネラルなどを添加することで理想的と思われる常に一定の水質を人工的に作り上げることができるからです。水道水ですと季節や地域により水質が若干変わります。

結論:詐欺の手口

結論として、櫻華の飼育に名水を使用してもたいして意味はありません。しかし「名水」と突然言われると人間心理としてなんだかよく分からないけどすごいもののように感じますよね。そうなんです。こういういかにも権威ありそうな用語を用いたり有名な人の名前を使って人を騙すのは詐欺の常套手段なのです。安愚楽牧場の海江田万里しかり、ペニオクしかり、言い出したら切りがありません。

そういえば、ヤフオクで名水ではないですがそれに似たような単語を使用している人がいました。その方は「富士山麓の天然の水」を謳い文句にしているようです。エビやザリガニなどを出品している方でみなさんもしかしたらご存知かも。悪質な櫻華の出品者同様に非常に怪しい雰囲気がぷんぷんしている方ですね。